暗天節まとめ
SUN of DARKNESS
暗天節に関するアレコレをまとめておくページ。
キャンペーン日程
- 第1話『潮騒の子守唄』 2007/6/10【終了】
- 第2話『死の光、満つる夜』 2007/6/23【終了】
- 第3話『闇の御子』 2007/6/24【終了】
- 第4話『暗き炎、再び燃えて』 2007/7/7【終了】
- 第5話『暗天節の夜に』 2007/7/15【終了】
- 第6話『果つることなき咆吼』 2007/7/15【終了】
無事、全シナリオを終了。GMおよび参加PLの皆様に深く感謝を。
登場キャラ紹介
1064年の英雄たち
- セラフィータ・ユベール 【アクシス=ファンタスマ=マーテル】(どみにく)
- 魔神モルトゥスを受け入れる器として教団の魔術師ケルナーに造られた娘。しかし求めたモルトゥス以外の魔神たちの寵愛すらを多く引き寄せてしまったため、不適格だとして切り捨てられた。
- クレール・ド・メーヌ 【グラディウス=コロナ=アルドール】(Riza)
- ド・メーヌ家の傍流にある剣士。主家の汚名を雪ぐために日々尽力する剣士。邪炎に汚された聖剣クレマティオを携えて、長き歳月に渡ったため散逸している主家の真実を探っている。シャッハが趣味だが、年に似合わぬ古い定石に拘るためあまり強くないらしい
- “始まりの乙女”エムブラ 【アングルス=フルキフェル=マーテル】(真性)
- アーグリフによって一番最初に創造された白鳥人。多くの英雄をアーグリフの元に導いたが、それは決して彼女の本意ではなかったとされる。
- “山猫(シャソヴァージュ)”シャス・ロリエ 【エフェクトス=アングルス=エルス】(ゆっけ)
- メローディアの巫女。ファミリアの山猫を連れた娘。暗き炎の教団に従う一族の出身であり、性別は男。セラ、アリサとは複雑な因縁がある。
999年の英雄たち
- “焔(フランメ)”ジャンジャック・ロヴォワール【コロナ=グラディウス=ディアボルス】(どみにく)
- バルヴィエステの名家ロヴォワールの次男として生まれ、枢機卿達の政争に明け暮れる聖都の息苦しさに耐えかね審問官として各地に赴く最中に聖剣ペナンスと出会う。多くの者が名を連ねるペナンスの系譜の中、ただ一人生涯聖剣の奇跡を見ずに死んだとされる。
- シャルロ・ド・メーヌ【アルドール=コロナ=デクストラ】(Riza)
- クレールの曽祖父に当たる、ド・メーヌ家中で高い将才を発揮した戦士。後に「ド・メーヌの砦」と呼ばれるシャッハの後手番戦術の編み出したと言われる。1002年、悲願であった宝剣の奪還を果たせぬまま病死する。シャッハの腕はあったが、ギヨームには勝てなかったようだ(2話会話より)
- サミュエル【ルナ=レクス=エフェクトス】(ゆっけ)
- シャスの曽祖父にあたる人物。盗賊まがいの生活をしていたが、とある修道院に忍び込んだ折に一人の修道女と恋に落ち、足を洗って賞金稼ぎに。晩年は生き別れとなった娘とある教団の行方を追って命を落としたと言われる。
年表
- 紀元前?
- “始まりの乙女”エムブラ、アーグリフによって泥と人間の血と白鳥の羽より創られる。
- 西方暦995年
- サミュエル、盗みに入ったジュアン司祭の孤児院でアリシアと出会う。
- エムブラ、ギヨーム・ド・メーヌと出会い彼を英雄と認める。しかしこれは白鳥人としての宿命ではなく、思慕の情が主因であったと考えられる。
- 【第1話:『英雄? 彼を追い求めるのは本当にそれだけが理由かしら?』アリサ→エムブラ】
- ギヨームがド・メーヌ家当主ジョフロワを殺害し聖剣クレマティオを持ち去ったことから、ド・メーヌ家の一族は名将と名高いシャルロ・ド・メーヌにその奪還を託す。
- ギヨーム、救世母マルタの養父を騙り異端として捕縛される。
- 996年
- ジャンジャック・ロヴォワール、バルヴィエステより派遣された審問団の一員としてオスティアに。
- サミュエルの娘、ジーン生まれる。母アリシアは娘の命を守るようにこの世を去った。
- エムブラの手引きによりギヨーム、巫女マルタと共に脱獄。
- ギヨーム、孤児院を襲撃しジュアン司祭を殺害。
- 997年
- 11月(暗天節)
- ジャンジャック、シャルロらと共にバルヴィエステの廃教会に立て篭もっていたギヨームを追い詰め、魔神モルトゥス復活の儀式を阻止するも、モルトゥスの花押を受けたギヨームはあと一歩のところで難を逃れた。
- 11月(暗天節)
- 999年
- 11月(暗天節)
- ギヨーム、ローゼンブルクの西、闇の森にある隠れ里にて“暗き炎の教団”を率い、各地から集めた罪なき罪の幼子111人を生贄に捧げて、“死者の王”魔神モルトゥスを降臨させる。顕現したモルトゥスの一声でローゼンブルクの騎士団は一人残らず全滅したという。
- ギヨームを追っていたジャンジャック、シャルロらが儀式の最中に乱入、エムブラの犠牲によってモルトゥスは送還され、辛くもギヨームを押し留めた。ギヨームは40年後にモルトゥスの器となるであろう七人の“闇の御子”の誕生と60年後の己の復活を予言して消滅する。この時、ギヨームの胸にはモルトゥスより賜った真の死の印が刻まれていた。
- サミュエル、争乱で行方不明となった娘を探して流浪の旅に。
- 11月(暗天節)
- 1002年
- シャルロ、モルトゥスに与えられた傷が癒えぬまま命を落とす。彼は最期にド・メーヌ家従者の一人に自分の知った物語の全てを伝えていた。
- 1038年
- 7月(ハイデルランド併合戦争、ハンゼンの戦い)
- ジャンジャック、巫女誕生の予言を前にして命を落とす。ペナンスは戦に参戦していた少年の手に渡り、また数奇な運命を巡ることとなる。
- 7月(ハイデルランド併合戦争、ハンゼンの戦い)
- 1039年
- “闇の御子”アリサ、セラフィータ生まれる。
- 1045年頃
- アリサとセラフィータ、他の“闇の御子”と共に教団に攫われ魔術師ケルナーの元で御子として育てられる。二人はいつも共に身を寄せ合い、過酷な運命に耐えていた。
- 【第1話:『この歌、貴方も覚えているでしょう?』アリサ→セラ】
- 教団で才能を顕にしていたアリサに対し、シャスはほのかな恋心を抱く。両親はシャスの貞操を危惧して、シャスをメローディアの巫女に捧げた。
- 【第3話:『なんだろう、この気持ち』『短刀の扱いも人並み以上だ』シャス】
- 1050年
- アリサ、セラを虐げていたケルナーを殺害。二人は教団を脱走するも、セラは妄信的なまでに自分を守ろうとしてくれるアリサを拒絶、一人で逃げ出した。
- 【第3話:アリサは私を想ってくれる、じゃあ私はアリサを想わなければならないの?】
- 魔神を奉ずる村として教団が討伐される。シャスは聖痕者であることを理由に孤児院に。この孤児院の院長がジュアン司祭の孤児院にいた一人の少女だったこともまた、数奇な運命といえるのだろうか。
- 【第1話:ハンドアウト及びシャロンのセリフ、態度より】
- 【第2話:『わたしも、ジュアンさまみたいにたくさんの人をたすけたい!』少女】
- 【第4話:『その痕は……』グラディウシア騎士団→シャス】
- 1052年頃
- セラ、天慧院に流れ着きサルモン・フィーストに師事する。学生としてではない身分で、ラクトウェスという才媛と共に過ごす中、ここでも彼女は劣等感に苛まれていた。
- 【第3話『ご無沙汰しています、先生』『貴方と私は違いますから……』】
- 1057年頃
- クレール、宝剣クレマティオの呪われた炎を祓うための旅を決意する。
- 1059年
- セラ、ラクスが天慧院を離れたことを契機に師サルモンの元を離れ、アリサを探す旅に。
- 1060年前後
- クレールとセラフィータ、出会う。
- 【第1話:『まだあの使命の旅を続けているのですか?』セラ→クレール】
- アリサとエムブラ、出会う。
- 【第1話:ギヨームの居場所をアリサに尋ねるエムブラの様子より】
- 1061年
- シャスの育った孤児院の院長、海賊団の襲撃を受け殺害される。
- 10月末日(暗天節)
- ケルファーレン公国領の港町ザルツハーフェンにて、子供を誘拐し“暗き炎の教団”に売り渡していた海賊“ブラッドホーク”ギルバート討伐される。
- セラフィータ、アリサと再会する。
- シャス、さらわれた孤児院の子供たちを助け出す。
- 【第1話:『シャスと呼ぶのはいいけど、お姉ちゃんと呼ぶのはやめなさいって言ったでしょう』シャス→子供たち(未発表/笑)】
- 1062年
- クレール、ケルバーにて曽祖父シャルロの最後を看取った元家臣の子孫に会い、999年の暗天節の物語を聞く。
- 【第3話:オープニング及びエンディング】
- 10月末(暗天節)
- 体と心を失い自動人形と成り果てたケルナーによって再興された“暗き炎の教団”、風鳴りの丘で三度モルトゥス召喚の儀式を執り行う。しかしこれはアリサによって仕組まれたものだった。養父ケルナーを餌に誘い出されたセラはアリサと同じ親殺しを強要される。
- セラはアリサとの決別を決意。深き闇を見通すため自らその中に身を沈め、幾柱かの魔神たちと契約を交わした。
- クレール、ケルバーにて曽祖父シャルロの最後を看取った元家臣の子孫に会い、999年の暗天節の物語を聞く。
- 1063年
- 10月
- 教皇領より聖人ジュアンの遺骨奪われる。闇の烙印を刻まれた紅い髪の女を見た、という報告が残されている。
- 西方暦999年に死亡したとされるギヨーム・ド・メーヌを名乗る男が自由都市ケルバーに現れ、自らを「復活した聖者」と称して再び教会の糾弾を行う。
- 11月(暗天節)
- 悪魔の蹄鉄にて魔神ギヨーム討ち果たされる。
- 暗き炎の教団、大司教エフレムを筆頭に幹部の多くを失い事実上の瓦解を迎える。
- アリサ、魔神モルトゥスと共に1年後の再来を予告して去る。
- シャス、ブレダ王国に包囲されていた王都フェルゲンに赴き、宮廷魔術師ラクトウェスに弟子入りする。
- セラ、クレールと共に旅に。
- この年の冬、ハイデルランドの各地を悲しい歌と共に飛び来ては去りゆく白鳥人の姿が多く目撃されている。
- 10月
- 1064年
- ド・メーヌ家に「偽聖者死す」の報がもたらされる。一族はこの吉報に歓喜する。
- クレールはこの時、直接この報を伝えなかった。理由は不明。
- 【第4話エンディング、『彼らは自分たちでは何もしない』アリサ→クレール】
- 10月(暗天節)
- 一年を経て悪魔の蹄鉄に再び現れた魔神アリサ、集った刻まれし者たちによって打ち滅ぼされる。
- 聖剣クレマティオの呪われた黒炎はついに浄化され、聖剣の姿を取り戻した。
- 【第5話:『砕けよ魔印! 今宵こそ千年紀最後の暗天節の夜だ!!』セラ→アリサ】
- 死者の王モルトゥス、集った刻まれし者たちによって真の死の印を砕かれ、打ち滅ぼされる。この西方歴1064年の11月を最後に、暗天節は観測されていない。
- かの者の王たる魔神の真の死の印を砕く方法がいかなるものであったのか。そしてたとえそれを知りえたとして果たすことが可能であったのか。多くの疑問は残るが、ここにそれは果たされた。如何なる身の上であろうとも、闇に立ち向かうものに必ず奇蹟は示される。それこそがアルカナの導きであるのだろう。
- 【第6話:『私は私の道を貫く。だから見ていて。私がかの死者の王に打ち勝つ様を!!』セラ→ラクス】
- ド・メーヌ家に「偽聖者死す」の報がもたらされる。一族はこの吉報に歓喜する。
- セラフィータ・ユベール
- モルトゥスを討ち果たしたその時、彼女の体に刻まれた魔印もまた消え失せていた。暗き宿命より帰還した彼女は程無くして天慧院に身を寄せ、サルモン・フィーストの元でその才能を開花させる。晩年に記されたという『後ハイデルランド興亡録』は師の著に続いてハイデルランドの混迷の中世史を書き記した著として名高い。生没年不明。
- クレール・ド・メーヌ
- 70年にわたる宿願を果たし帰郷。主家より賜った聖剣クレマティオを携え、ド・メーヌ家の前途ある若者、マティアスを導く役を担う。ローゼンブルクに程近い森の中には小さな墓と祠が残され、その傍らには今もなお煌々と闇を照らす白い炎が燃え続けている。かの聖剣クレマティオより分けられた炎は、多くの若者達に希望を与えているという。
- エムブラ
- モルトゥスに捕らわれていた魂が天に帰る最中、王権の貝殻にて救済を願い、代償として全ての記憶を失い、人間の娘として転生する。その願いは最愛の相手を救うことであった。その後、流浪のマーテルとして諸国を放浪する彼女は各地でさまざまな奇蹟を起こしたという。その姿を見、かの救世母の再来ではないかと語る者は多い。
- シャス・ロリエ
- 長き戦いを通じて彼女が得たものとは、自分を守るべくして生き抜いた父母達の強い想いであった。魔神メローディアの眷属を連れいずこかへと姿を消した彼女を、宮廷魔術師ラクスは長らく捜し求めていたという。そして、失われた暗天節はのちに万霊節へと呼び名を変え、偉大なる母を讃え死者の安寧と一年の豊穣を願う祭りへと様変わりしてゆく。
- このページの添付ファイル