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グランクレスト仕様書

グランクレスト・キャンペーン仕様書

舞台

キャルト地方。幻想詩連盟と大工房同盟の領地が隣接する一地方にある、小国家群だ。
 この地にはある伝説が残されている。ファースト・ロード没後の群雄割拠時代、キャルト地方を大規模な混沌災害が襲った。それまでにあった大国は魔境に呑まれて大きく形を変え、力無き人々は大きな犠牲を出したという。この時、クレストを率いて立ち上がったのが聖女と呼ばれたロードと、その4人の友であった。
 彼らは混沌を討伐し、魔境〈茨の森〉を支配していたディアボロス界のデーモン〈茨の魔女〉によって蝕まれた竜を助けだした。聖女は竜と手を取り合って、魔族の軍勢を駆逐したという。
 聖女とその仲間達は人と竜が手を取り合って混沌を駆逐したことを記録に残し、再びこの地に脅威が迫るとき、互いを助け合い、どちらかが害された時はその助けとなることを誓う「大協約」を結んだ。

そして二百年。聖女はいずこかへ姿を消し、かつての聖女の友であった4人は4つの宝物をもってそれぞれ4つの国の興りとなった。
PC1はそのうちの一つ、聖女を守り戦ったロード、トレフルの王子である。


舞台はキャルト地方にある小国家群と、そこに侵略をしてきたヴィクトリカ帝国となる。
 いずれもオリジナル設定である。
 ルルブの世界観完全に読みこんでないまま作った設定なので用語とか矛盾してたらすまぬ。あと国名とか、国の規模的に「王」とか「帝国」とかは無いと思うんだが、これは正確な用語に後に直すので、今のところは伝わりやすいイメージ優先でいきたい。

キャルト地方


混沌拡大期にあって、出現した魔境の森と混沌によって一時は壊滅に追い込まれたが、聖女と呼ばれる一人の少女と、その4人の仲間によって混沌が駆逐されていった。
 聖女は魔境より現れた巨大な竜、プラエスティギアトレスを混沌の楔より解き放ち、人と龍との間に大協約を結んだ。これより先、いかなる危難があろうと、人は龍を助け、龍は人を守る。
 戦乱が収まり、魔境が縮小すると聖女は姿を消し、彼女の4人の仲間はそれぞれに国を興した。

北西のシルフィウム

智恵豊かなる魔法師の築いた国。豊かな蔵書を誇る図書館を有する。規模は男爵領。
 キャルト地方の学舎としても名高い。アカデミーを卒業した教師による研究も行われている。キャルト地方は辺境の一地方であるが、辺境伯領クラスの図書館が存在する。

ソニア(ロード:ルーラー)
両親を病で亡くし、ロードの代行としてシルフィウムを統治する才媛。テオの許嫁。
  • (2016/02/03)救出してテオと一緒にいる

南西のトレフル

聖女を護り導いた、心優しき騎士の築いた国。規模は男爵領。
 英邁闊達なる王のもと、堅固なるステイブロッド砦をもってキャルトの盾となる国。首都となるトレフルと、小都市ソトラマ、ベナンをもつ。王は代々英邁闊達で知られ、地方の各国との親交が深い。

クリストフ
トレフル国王。テオの父である優しき正しきロード。白いひげの混じる年齢。ヴィクトリカの侵略軍に反抗して敗れた。
ギルベルト
トレフル一番の騎士にして、テオの兄。ステイブロッド砦の守りについていたが、砦の陥落と共に消息不明。
ロザリタ
トレフル王女。テオの妹。王城陥落時にヴィクトリカに捕えられたと思われる。武芸にも長けている。
  • (2016/02/03)確か救出するべく魔境に行かねば・・・だったよね(酷い記憶力
ウルスラ
トレフル王妃。テオの母。王城陥落時に逃げ延びる。現在は夫の喪に服している。
カルー
トレフル王国の宰相。長年クリストフに仕えた忠臣であったが、突如の裏切によってヴィクトリカ帝国に内通し軍を引き入れる。

南東のスパーダ

聖女の剣となった、気高き将の築いた国。地方一の強国にして群雄割拠の時代に野心を忘れぬ。
規模は子爵領でキャルト地方一番の勢力を誇り、トレフルと接するアンブロン男爵領、山麓のルシオン男爵領を合わせてカウント数は準伯爵領クラスである。
代々野心に溢れる家系で知られ、実力蜂起こそ少ないが親子兄弟同士で策謀を巡らせることも。現子爵オーウェン卿と、その実子アンブロン領のヴァリエスの不仲は有名。

ヴァリエス
テオ知己。父オーウェン子爵に従属するアンブロン地方領の男爵。現行の父の方針に反発しており、スパーダ子爵領の王位を狙う。

北東のローゼンジ

流浪の奇術師のもと集う仲間たちの国。商会の自治領にしてペルタ湖岸の貿易港をもつ豊かに栄える。

ドルネコ
冒険を求める商人にしてローゼンジの有力な商人

4国の中央には、聖女の残した古き遺跡と、なお深く底知れぬ魔境、茨の森マルチノフィラが広がる。かつて聖女と契約を交わし、いまは深く眠る緑の竜プラエスティギアトレスの眠るという。

ヴィクトリカ帝国

キャルトの西にある新興の帝国。長らく小さな領地をもつ隣国の所領であったが、大講堂の惨劇に前後して戦乱のアトラタンに覇を競わんと名乗りを挙げた。
角の生えた黒い狼を象徴とする。三つ首の狼にまつわる伝承がある。鎧の色は赤と黒(血と鋼鉄)。あるいはアカデミーによる査定では伯爵領であるが、実質の国力は辺境伯を飛び越えて侯爵領クラスとも言われる。軍事力に富み、精強な常設の正規騎士団を備えている。病床についた父王に代わって指揮を取るサーバインの元、わずか一年半で帝国は周囲の三カ国を併呑。見る間に大陸の列強も名を知る強国となった。いまや抱える千人将軍は8人を数え、その進軍を止められるものは居らぬとまで言う。
帝国は領地の広さの割に歴史が古くもともと強力なクレストを所持していた。王子は病に伏した父王からクレストの多くを継承し、隣国の従属ロードを招集して処刑、あるいは恭順を誓わせクレストの大半を回収。さらに反攻した領地を攻め落として力を蓄えた。

電撃作戦で近隣国家を併呑し、キャルト地方へとその侵略の穂先を向けた。

  • (2016/02/03)現状、侵攻としては完全に食い止めることに成功。うまく事を収めるのに四苦八苦しなきゃいけない段階(の途中だったと思う)

“狂皇子”サーバイン。

苛烈な性格と鬼神のごとき強さによりこう呼ばれる。父王が病がちとなって以降、強硬な侵略路線をとって軍拡を続けた。身分などには拘らず、外部のアーティストやはぐれロードも取り立てている。

  • トレフルにて壮絶な戦死を遂げた(でいいんだっけ)

帝国千人将軍

アレン(キャバリアー)とビアンカ(アーチャー)。
サーバインの腹心であり、同じく彼と同年代のロード。共にサーバインに従属している。

茨の魔女

帝国と行動を共にしている魔女。その容姿、行動は聖女の伝承にあるデーモンに酷似しているが……?

キャンペーン設定

 物語は、ヴィクトリカの電撃作戦によって鉄壁と思われたキャルトの守り・ステイブロッド砦が陥落。キャルト地方の守りが失われ、北西のシルフィウムは山脈と森に挟まれて分断された。
 帝国はキャルト地方4国すべてを侵略する動きを見せているが、残るスパーダとローゼンジも動きが鈍く、シルフィウムを助ける素振りは見せていない。
 物語はPC1の故国トレフル王国がヴィクトリカの狂皇子サーバイン率いる軍によって戦火に包まれる場面より始まり、そこから逃れたPC1がロードとしての使命を抱くのが第1話となる。

説明

基本的には祖国の奪還と侵略者の撃退が前半のテーマ。
 PC1が巻き込まれ系でも一応話が進みやすいようなモチベーションを用意してみた……のだが、うまくいくかはキャラの刷り合わせも肝心な気がするので要相談。

1話目は簡単な世界観の説明と混沌討伐、2話目からマスコンバット、3話目に国管理経営ルールを追加する予定。初回ではカウントを用いたアカデミーサポートも使用しないものとする。
 成長・獲得分は反映させるのでご安心を。

新生トレフル王国

 テオをロードとし、トレフル南部のソトラマに築かれた新国家。

主要人物

テオ・ファッシュ・トレフル(ロード/メサイア/騎士C) PL:Riza

15歳 男。先王の隠し子。(元)病弱。騎乗とスリングが得意。病気が快方に向かってからはウサギ狩りとかわりとワイルドに活動してたらしい。
病弱設定を乗り越えたのがクレストの力とかありなんじゃろうか。
シルフィウムに婚約者在。

アミリー(ロード/セイバー/  )PL:しろみけ

??歳 女
 トレフル王国に仕えて(?)いる妖精。国の危難に際して剣をとった。騎士であるが、従属する相手はテオやクリストフではないという噂が。

グラナド・エスパーリャ(メイジ/プロフェット/ )PL:真性

45歳 男
 クリストフ王に仕えていた魔法師の一人。禁忌に手を染めた、魔法師協会のセンブロス学長とはただならぬ関係にあるなどと妙な話が絶えない。

アヴェルス(アーティスト/レイヤー・ドラゴン/  )PL:ゆっけ

13歳? 男
 キャルト地方四国の中央にある大森林に住んでいた少年。魔境〈茨の森〉の竜との関連性が噂される。

スワンチカ(アーティスト/アームズ/)PL:SYS

アイザック
カルーの息子。父譲りの優秀な政務能力を持つ。