聖ミシェル学園高等部１年。１６歳。生粋ホワイトカラーの深窓の令嬢は、幸か不幸か殴り合いの天稟をもって生まれてきた。その才能は尋常のものではなく、何十年に及ぶ鍛錬や経験で身につけるべき選ばれた達人の境地をいともあっさりと超越してみせた彼女は一躍東アサクサのストリートのカリスマとなる。
　先年、地上千早の２２本の牙の一人、千早牙門を腕試しと称して襲撃したことも記憶に新しい。この蛮勇の結果は彼女の惨敗に終わったが、武道の経験など皆無の１６歳の少女が、全くの我流であの“牙の門”の膝を付かせたことは紛れもない事実である。
　彼女の拳は射程、速度、威力、どれをとっても常軌を逸しており、対峙した人間は例外なくその一撃を評して魔弾と呼ぶという。天性の才能は果たして彼女をどこまで高みに導くのか。今後の動向が注目される一人である。

　――ゾク御用達のゴシップ誌「ストライクストリート」４３ページ下段より


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　＜守護天使＞を非常識に射程が長く防御も不能な天才の拳と言い張るコンセプト。
　外界が低いのが如何ともしがたいが、この際学生の身ゆえ自由になる金がないと言う事でヒトツ。
　将来の志望は全世界統一政府の初代大統領。メルトダウンが千早の社長になったなら自分はそれくらいできて当然らしい。実に彼女の将来が心配だ。

経験点消費：288
▼能力値上昇
▼技能修得 130+100=230
▼ブランチ 30
▼常備化 118