「契約（しごと）ですから、と言ったら満足かしら？」

１５年以上も前にＮＩＫの看板を下ろした探偵がいる。
自分の正義はここにいては貫けないと、自らバッジを捨てて、企業に与した（少なくとも、周囲からはそう見えるし、実際企業の仕事もしている）探偵。それが彼女だ。
バッジを捨てた彼女を良く思うフェイトなどいなかった。
彼女は“伝説”の中に身を置き、彼らがストリートで成したことを直に体験し、『彼らの“仕事”と自分の中の“正義”との両立』というテーマを追及している。１７年もの長い日を経て、分かったこと、変わったこと、変わらないことは見えてきたような気がするが、彼女自身はまだ、結論を出す気にはなれないようだ。

ベルトに錘を仕込んだ赤いコートにダーク系のスーツ、ミラーシェイドというありきたりなコーディネートが原則。
千早重工は入社当時から非常勤の契約社員という関係。フリーランスの探偵として事務所も構えているが、仕事の比率は圧倒的に千早側のほうが多く、「仕事がバッティングして困る」という状況は１７年間の２足のわらじでほとんどない（ある場合はなぜか両方の仕事に２面的に関わることになることが多い）。

後方処理課課員として働く場合は課長の早川美沙の部下ということになるが、現場のキャリアは（美沙が社長秘書をやっていた時期も含めて）逢のほうが遥かに長く、後方処理課の関係者では数少ない現役の先輩である関係から、あまり上司部下という関係にはみえないやりとりは多いらしい。

経験点消費：19(未払い４）
リサーチは事情通で＋３／【外界】なら[ディクショナリ＋インデックス]で＋２
戦闘時は〈羅刹〉と〈射撃〉で対応。防御力がほぼ皆無なので注意。
〈射撃〉アクション時の達成値上昇は＋６（ガルーダで＋３、【理性】ならインデックスでさらに＋２）

コネ削ってるので直したいなぁと思いつつ、適宜追加でよくね？と思う俺。