「そしてこれは貴様のためのレクイエムだ…♪〜♪
　だが貴様ごときクズのために最後まで待ってやる必要もないな、死ねハハハハハハ」

　バイオリン界の若き貴公子。
　その甘いマスクと柔らかな物腰（マスカレイド＋人格カード:好青年）で奥様方の人気を一心に集める彼は、ストリートの掃除人という裏の顔を持っている。
　世間は存在する価値もないようなクズで溢れており、彼はそれが非常に耐え難いのである。曰く「誰だって、たとえクズだって身の回りがゴミで溢れていたら蹴散らすだろう？」とのことだが、周りからは好き好んでゴミ捨て場に足を運んでいるようにしか見えない。
　とはいえ皮肉にも掃除人としての腕前は十分であり、目を付けられた下層市民は不運というしかない。一つ幸いなことがあるとすれば、彼は獲物をそう長く（あくまで「そう」でしかないが）いたぶる趣味はないということか。彼にとってはクズ、すなわちゴミはあくまでゴミであり、やむを得ず掃除をしているに過ぎない――と、彼自身は主張している――からである。

経験点消費：185
▼能力値上昇　0
▼技能修得　170　（一般100特技70）
▼常備化　135